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AAMI eXchange 2026で見逃したセッションはありませんか?「Live@eXchange」の録画配信をぜひご活用ください!

https://aami.org/news/missed-anything-at-exchange-2026-our-liveexchange-recordings-are-for-you

これは上記、AAMIニュースURLを日本語に翻訳したものです。

公開日:2026年6月2日 | HTM(医療技術管理)

デンバーで開催された「AAMI eXchange 2026」は、コロナ禍以降で最多の参加者数を記録し、熱気あふれる幕開けとなりました。今回のカンファレンスは、急速な変化、新興テクノロジー、そして拡大を続けるグローバルな医療技術コミュニティを象徴する内容となりました。

eXchangeの最大の魅力であり、同時に最大の悩みでもあるのが、医療技術管理(HTM)や滅菌処理に焦点を当てたこの年次イベントの「圧倒的な情報量と体験の多さ」です。今年のご参加を見送られた方や、ハイライトをもう一度振り返りたい方に朗報です!GEヘルスケアが提供する「Live@AAMI eXchange」の番組が今年も放映され、eXchange 2026の学びと興奮を振り返ることができます。


目次

キャリブレーション、コネクティビティ、そして世界への貢献

展示会場のフロアから公開収録を行ったホストのロバート・バロウズ氏(AAMI最高成長責任者)とダニエル・マクゲアリー氏(AAMI HTM担当副社長)は、土曜日の「Live@AAMI eXchange」のオープニングで、今回のカンファレンスを定義づける主要テーマとして「AIの導入」「サイバーセキュリティ」「企業の合併・買収(M&A)」「ヘルスケアハブとしての在宅医療へのFDAの推進」を挙げました。

なかでも、今後の議論の枠組みとなる重要なデータが示されました。調査に応じたHTM専門職のうち、「AIが自分の仕事に影響を与える」と答えたのはわずか22%にとどまったのです。両ホストはこの結果について、認識や教育の面で依然として大きなギャップが存在するためだと指摘しました。

GEヘルスケアのアーロン・ゴリル氏とクリス・クローソン氏はスタジオインタビューに登壇し、この分野を再構築しつつある大きな潮流について包括的な見解を述べました。ゴリル氏は、医療機関のリーダーたちが「重大なインシデントが発生する前に予測的な洞察を提供すること」をHTMチームに求めており、HTMは単なる機器の保守要員ではなく、戦略的パートナーとして期待されるケースが増えていると言及しました。また、両氏は2年前の開始以来著しい成長を遂げているGEの「Unite Channel Partner Services」プログラムを紹介。このプログラムにより、特に地方や地理的に孤立した医療施設において、より協働的なサービス提供が可能になっていると語りました。

展示会場フロアのブース視察では、さまざまなイノベーションが披露されました。

  • Grey Atlantic社: 手術室のライトを数日ではなく数時間で交換できる、ダウンタイムゼロの手術灯アップグレードプログラム「LIGHTS ON」を実演。
  • PartsSource社: 企業の従業員スキルアップソリューションの一環として、AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)のトレーニングプラットフォームを展示し注目を集めました。
  • Intelas社: AI搭載のモバイルアプリ「TeamCHAMPS」の初期成果を共有。ある導入施設では、わずか1週間で臨床医の時間を25時間も削減できたとのことです。
  • QRS Solutions社およびBC Group社: 中央管理システム(CMS)との接続機能を統合した、バイオメディカル試験装置の進歩を発表。

さらに、医療支援団体「Project C.U.R.E」に心温まる注目が集まりました。同団体は今会計年度で250個目となる貨物コンテナの出荷を発表。さらに、eXchange初となる「リペア・ア・ソン(Repair-A-Thon)」の開催を予告し、資源の乏しい国々へ送られる寄付医療機器の評価や修理への協力をHTM専門職に呼びかけました。マクゲアリー氏が指摘したように、「これは社会貢献になるだけでなく、認定資格の更新に必要な継続教育単位(CEU)を取得する機会にもなります」。


受賞者の発表、海外の専門家、そして……子犬たち!

デンバーでのAAMI eXchange 2026の2日目(日曜日)の「Live@eXchange」放送では、功労者の表彰、海外からのゲスト、サイバーセキュリティに関する知見、そして歯科コミュニティにおける初のマイルストーンが取り上げられました。

一日の始まりには、Project C.U.R.E.のダグラス・ジャクソン博士による基調講演が振り返られました。「大胆な目標を掲げ、目的を持って生きる」という博士のメッセージは、ホストのロバート・バロウズ氏とダニエル・マクゲアリー氏の心に深く響いたようです。また、放送中のハイライトとして、保護犬団体「Lifeline Puppy Rescue」から譲渡対象の子犬たちがサプライズで登場。スタッフからすぐに「エイミー(Amy)」と名付けられた子犬をはじめ、愛らしい姿にホストやクルー一同から本物の笑顔がこぼれました。

番組では、ServiceNow傘下Armisのタイ・グリーンハルグ氏を招いたセグメントも行われました。同氏は7月15日からスタートする、医療技術管理(HTM)におけるAIとサイバーセキュリティに関する全6回のウェビナーシリーズの先出し情報を公開。グリーンハルグ氏は、エージェント型のAIツールがすでに病院の運営を再構築しつつあると警告し、HTM専門職は今すぐAIに関与すべきであり、この分野が後手に回ることは許されないと強調しました。

サイバーセキュリティの脅威については、Health-ISACのアナリストであるテイラー・ポーター氏が中心となって解説。フィッシング・アズ・ア・サービス(PaaS)グループ「Typhoon 2FA」や、ランサムウェアグループ「Raccoon」の共同摘発により、結果として338の悪質なウェブサイトが閉鎖された事例を紹介しました。また、ポーター氏は医療セクターの組織をターゲットにした、北朝鮮の国家支援によるエスカレートする「採用詐欺」への注意を促しました。

感動的な瞬間となったのは、TRIMEDX社が後援するAAMI財団の「ジョン・D・ヒューズ HTMリーダーシップ賞」がハンク・スタンキエビッチ氏に授与された場面です。傾聴と協働を通じて数十年にわたりイノベーションを起こしてきたスタンキエビッチ氏は、シンプルながらも力強い哲学を語りました。「神様が私たちに2つの耳と1つの口を与えたのには、それなりの理由があるのです(口を動かす倍、耳を傾けよ)」。

eXchange 2026で最も称賛されたマイルストーンの一つが、UptimeServices社が後援した初の「デンタル・パビリオン(Dental Pavilion)」の立ち上げです。このパビリオンには16のベンダーが集結し、週末を通じて6つの歯科技術トレーニングセッションが開催されました。これは、HTMコミュニティと、歯科機器の稼働を支える専門家たちとの間に新たな関係を構築する波を反映したものです。

このパビリオンは、単に歯科の専門家をサポートするためだけでなく、長年サイロ化(孤立)していた2つのコミュニティを橋渡しするために設計されました。地域保健クリニックや、歯科診療に医科サービスを組み込むDSO(歯科医療支援組織)などにおいて、医科と歯科の統合が加速している中、主催者はこの取り組みを「戦略的に不可欠なタイミングだった」と捉えています。会場の熱気は本物で、メインステージからデンタル・パビリオンの開設がアナウンスされると、客席からは自然と万雷の拍手が沸き起こりました。従来のHTMと歯科コミュニティの双方から寄せられた関心は予想を上回り、このコンセプトの正当性が証明されたことで、2027年にフォートローダーデールで開催される次回大会での規模拡大がほぼ確実視されています。

日曜日の番組の締めくくりとして、バロウズ氏とマクゲアリー氏は、日本赤十字社仙台病院の臨床工学技士であり、GEヘルスケアが後援する「2026 AAMI BMET of the Year」を受賞した吉岡淳博士(Jun Yoshioka, PhD)にインタビューを行いました。吉岡氏は、日本医療機器学会(JSMI)コミュニティからの初の受賞者であると同時に、これまでにAAMI eXchangeに10回も参加している、知識共有の価値を熟知する人物です。同氏は次世代の臨床工学技士に対し、自身の取り組みをできる限り文書化して発表し、自施設の壁を越えて知識やベストプラクティスを広めていくようアドバイスを送りました。

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この記事を書いた人

Tomo(長澤 智一)
臨床工学技士 / 米国認定心血管インターベンション専門士(RCIS)

日本では体外循環(Perfusionist)を行なっておりました。米国ではカテーテル室(Cath & EP Lab)の第一線で活動する臨床工学技士。日本での臨床経験を経て渡米し、全米トップ5%にランクされる医療施設にてRCISとして従事。

自身の経験から、日本の臨床工学技士が持つ技術力の高さを確信し、その可能性をグローバルに広げるための情報発信を行う。「現場のリアルを、次世代のスタンダードに」をモットーに、医療現場レベルの正確性と誠実さを追求したキャリア支援を提案している。

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