Tomousa.comへようこそ
当メディアは、アメリカへ移住し、新たな環境で働くという大きな挑戦をするプロフェッショナル(特に医療従事者)を支援するための特化型情報プラットフォームです。
運営者プロフィール:長澤 智一(Tomokazu Nagasawa)
私の医療キャリアは、日本における臨床工学技士(Clinical Engineer)としてスタートしました。 日本の医療体制において、臨床工学技士は生命維持装置の管理・操作・保守にとどまらず、以下のような非常に幅広い臨床業務を担います。
- 呼吸治療業務(人工呼吸器保守点検、装置の使用中点検、院内ラウンド)
- 人工心肺業務(人工心肺操作)
- 血液浄化業務(透析開始時の穿刺、人工透析装置操作、治療中の装置確認)
- 手術室業務(自己血回収装置操作、麻酔器使用前点検、スコピスト[内視鏡操作技師])
- 集中治療業務(ECMO操作・管理、補助人工心臓装置管理、持続透析装置操作・管理)
- 心血管カテーテル業務(体外式ペースメーカ操作、IVUS操作)
- ペースメーカ/ICD業務(PMプログラマ操作・管理、体外式PM操作・管理)
- 高気圧酸素業務 / 医療機器管理業務(透析装置・NO療法機器・輸液ポンプ等の保守点検など)
この広範な医療基盤の中で、私は主に人工心肺技士(Perfusionist)として日本の高度な医療現場に長年従事してまいりました。
アメリカ移住への壁と、戦略的決断
米国への移住とキャリア構築を本格的に進める中で、私の前に立ちはだかったのは「日米の教育システムと資格制度の巨大な壁」でした。
現在、アメリカで人工心肺技士(Perfusionist)になるには、大学を卒業して学士号を取得した上で、修士課程の専門プログラムへ進むのが主流です。私は日本の3年制の臨床工学技士科の専門学校を卒業していましたが、アメリカの機関に単位認定を依頼したところ、認められたのはわずか半分程度でした。 この現実を突きつけられた時、アメリカの大学を一からやり直し、英語学校に1年、学士取得に4年、さらにPerfusionの学校に2年……合計7年もの歳月と莫大な費用をかける経済的余裕は、当時の私にはありませんでした。
しかし、私は決して諦めませんでした。同時に、手術室での経験から現代医療の軌跡を分析し、「これからの医療は、体を大きく切らない『低侵襲治療』へと急速かつ不可逆的にシフトしていく」という確信を持っていました。
そこで私が戦略的に見出した活路が、カテーテル室(Cath lab)のスペシャリストであるRCIS(登録心血管侵襲的専門技師)への道です。 RCISであれば、英語学校最低でも1年、専門学校2年の合計3年という、当時の私が現実的に挑戦できるタイムラインと資金計画で米国での医療キャリアを切り拓くことができました。医療の未来(低侵襲治療)と、私自身の現実的なリソースが完全に合致した瞬間でした。
思い切ってこの道へ挑戦し、現在は現役のRCISとしてアメリカの最前線で活動しています。さらに現在、公益社団法人 日本臨床工学技士会(JACE: Japan Association for Clinical Engineers)の米国駐在員(Chief Overseas Representative Officer)としての重任も拝命し、活動しております。
なぜこのプラットフォームを立ち上げたのか
現在でも、多くの学生さんをはじめ様々な方から「アメリカで臨床工学技士になるには、どうすれば良いですか?」というご質問をいただきます。
実は、日本の「臨床工学技士」とアメリカの「クリニカルエンジニア」では、その役割や業務内容が異なります。そのため、まずは日米の職種の違いを明確にした上で、以下のような情報を体系的にまとめる必要性を感じました。
- アメリカにおける各医療職種(ライセンス)の具体的な仕事内容
- アメリカでの免許(資格)の取得方法
- グリーンカード(永住権)の取得プロセスと、アメリカで実際に働くためのステップ
私自身が、単位認定の壁や資金・時間の問題など、移住に伴うハードルを最前線で経験し、泥臭く突破してきたからこそ、これから挑戦する皆様には遠回りをしてほしくありません。 「移住に伴う摩擦や障壁を最小限に抑え、皆様が米国でのビジネスや個人的な成功にいち早く集中できる環境を作ること」。これが当サイトの最大のミッションです。
同時に、日本臨床工学技士会の米国駐在員という立場からも、私自身のアメリカでの暮らしや最新の医療現場のリアルをブログ等で発信し、より多くの方に海外でのキャリアに興味を持っていただくことで、真の意味での「日米の橋渡し」の役割を果たせればと考えています。
情報発信における「品質と信頼」への誓い
私が日々立っているEP&Cath Labでは、「わずかなミスも許されない(Zero margin for error)」という極めて厳格な環境が求められます。そこでは「正確性」「誠実性」、そして「信頼」が文字通り命に直結します。
私たちは、この医療現場で培ったシビアな哲学を、Tomousa.comでのコンテンツ制作にも完全に適用しています。
当メディアで発信するすべてのガイドや推奨サービスは、熟練した医療従事者としての「厳格な分析力」と「高い倫理基準」をもって評価・執筆されています。読者の皆様、そして提携企業様におかれましても、当サイトの情報をどうか安心してご活用ください。
運営者:長澤 智一(Tomokazu Nagasawa)
米国現役RCIS / 公益社団法人 日本臨床工学技士会(JACE) 米国駐在員 / USACO, Inc. 代表
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